真珠養殖の流れ

良質の真珠は豊かな日本の四季、美しい海、そして人間の知恵によって育まれます。自然界の生物に人間が愛情を注ぐことにより生命現象が美しい輝きを生み出すのです。

アコヤガイと養殖真珠そのための養殖作業は決して楽なものではありません。種をまいて、草を取り、丹精して収穫する農作業に似ています。母貝に核入れをし海に戻しても、筏に吊るしておくだけではありません。1~2週間に1度は引き上げて、フジツボや海藻がつかないように洗います。核入れも、浜揚げと呼ぶ収穫も、手のかじかむ寒い季節を選んで行います。真珠の神秘の美しさは、漁師さんたちのわが子をそだてるような苦労、真珠を紡ぐアコヤ貝、そして貝を育む豊かな海があって、初めて生み出される、3つの命の営みの結晶なのです。

たくさんある宝石の中で、真珠は生物(貝)がつくる数少ない宝石です。養殖真珠に使用される主な真珠貝にはシロチョウガイ、クロチョウガイ、マベガイ、ヒレイケチョウガイ(淡水)などがありますが、その中で最も代表的な真珠母貝のひとつがアコヤガイです。一般に真珠といえばアコヤガイで養殖された真珠を指し、日本が質量とも世界一を誇ります。

真珠養殖の流れ。挿核、養殖場の様子、パールを品質別に分ける作業1) 母貝 

真珠を核入れできる母貝に育てるには3年ほどかかります。育った母貝はこれから養殖する海になじむように2~3週間静養させます。

2) 母貝仕立て 

母貝を抑制かごと呼ばれるかごに入れ4~5ヶ月間抑制を行い、いわば麻酔がかかったような状態にします。これは核入れの際のショックをやわらげるためです。

3) 挿核(核入れ) 

貝の口を開ける栓さしを施し、真珠のもとになる核と、輝きの成分を分泌する外套膜を挿入します。

4) 養生 

核入れした母貝を静かな海で約1ヶ月間養生させ、沖の養殖筏に吊るします。

5) 管理 

母貝に付着するフジツボやカキ、海藻などを定期的に除去し、病害虫駆除を行います。

6) 浜揚げ 

核入れから最長2年ほど養殖し、寒い季節に海から引き揚げ、珠(真珠)を取り出します。

7) 選別 

取り出された珠は、表面のぬめりなどを取り除く研磨ののち、大きさ別に選別し、さらに加工のための選別を行います。

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